Jetson Nanoで機械学習を走らせていると、時々ブツッと電源が切れてしまうことが何度かありました。学習の途中で居眠りをしてしまうようではたまったものではありません。

特にプログラムもエラーが無かったのと、クラッシュの再現性も無かったためハードの方を疑って色々調べました。

電流が足りなかった

結論としては供給電流が足りませんでした。当時5V 2AのMicro USBを用いていましたが、これでは重い処理をさせて消費電流が大きくなった時に突然死してしまうことがある、ということがわかりました。

下記の記事を参考にしました。

こちらでも5V 2AのMicro USBではなく、5V 4Aのバレルジャックの方で給電をした方が良いと言われていますね。現在、私は下記のアダプタをバレルジャックに繋ぐことで給電をしています。

5V 4Aの電源を使うときの追加設定

Jetson Nanoはデフォルトでは5V 2Aの電源を使う想定になっているため、5V 4Aの電源を使う際はいくつか追加設定が必要です。

J48にジャンパーピンを接続

Micro USB電源ではなく、バレルジャックの電源を用いる場合は、J48にジャンパーピンを接続することで使えるようになります。

ジャンパーピンを接続

J48は、バレルジャックの近くに飛び出ている2つのピンですので、これにジャンパーピンを挿しましょう。

Jetson Nanoをフルパワー駆動にする

これで心おきなくフルパワーにすることができます。下記コマンドでCPUフルパワーモード(MAXN)にしておくと良いかと思います。

sudo nvpmodel -m 0

また、下記コマンドでクロック速度を最大化しておきましょう。

sudo jetson_clocks

その他の不具合かな?と思われる場合は

https://rb-station.com/article/jetson-nano%e3%81%ae%e5%8b%95%e4%bd%9c%e3%81%8c%e9%81%85%e3%81%84%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%81%ae%e8%a7%a3%e6%b1%ba%e6%b3%95-sd%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%89%e3%81%ae%e7%a2%ba%e8%aa%8d
Jetson nano

Related Posts

rosserialを使ってArduinoで/cmd_velトピックを受信してロボット台車を動かす
rosserialを使ってArduinoで/cmd_velトピックを受信してロボット台車を動かす
概要 ROSを使って実機でロボット台車を動作させたい時に、Arduinoでシリアル通信経由でROSトピックを受信して、ロボット台車を動作させる方法を説明します。 /cmd_velは、平行移動の速度と回転速度が定義されたgeometry...
Read More
ArduinoとCAN-BUSシールドでCAN通信
ArduinoとCAN-BUSシールドでCAN通信
概要 CAN(Controller Area Network) はドイツのBOSCH社が開発したシリアル通信プロトコルです。信頼性が高く、主に自動車の制御システムに用いられていましたが、最近はIoT、ロボット台車などでもCAN通信を使...
Read More
ROSパッケージ紹介 | depthimage_to_laserscanでデプスカメラ情報からscanトピックを発行
ROSパッケージ紹介 | depthimage_to_laserscanでデプスカメラ情報からscanトピックを発行
概要 gmappingなどの多くのマップ生成パッケージでは、sensor_msgs/LaserScanの型のトピックを受信することが多いと思います。そのような時に、scanを発行できるデバイスはLidarなどがありますが、Lidarを...
Read More

サイトについて

RoboStationは誰でも手軽にロボットを製作できるようにすることを目的としたEC・ハウツーサイトです。