NVIDIA Jetson Nanoを動かす際、アクリルケースに入れておくことと、冷却ファン(扇風機)を取り付けておくことをおすすめします。
アクリルケースは、マイコンに埃が溜まってしまったり、誤って傷つけたりショートさせて壊してしまったりなどのミスを低減できるメリットがあるので、装着しておいた方が良いかと思います。
また、Jetson Nanoは機械学習など重い処理を行うことが多いと思うので、発熱を抑制するためにファンも取り付けておくとよいでしょう。
冷却ファンの取り付け方

アクリルケースとファンを取り付けるとこのような形になります。電源はJetson Nanoの5VピンとGNDピンにそれぞれ繋げばOKです。

また、下記コマンドでファンスピードを最大にしてONにすることが可能です。
sudo /usr/bin/jetson_clocks
その他のJetson Nano初期設定
NVIDIA Jetson Nanoは、GPUの開発元のNVIDIAが提供するマイコンです。GPUが搭載されているので、画像処理、音声処理、機械学習等、計算コストのかかる処理が得意なマイコンになります。 そんなNVIDIA Jetson Nanoの初期設定となるOSインストールについて解説します。 Jetpackがおすすめ! まず、Micro SDカードを購入し、OSをインストールする必要がありますが、その際はJetpackを用いることを強くオススメします。最新のOSとよく使うミドルウェアやライブラリがあらかじめインストールされているので、後からインストール作業をする手間が大幅に削減されます。 Jetpackには、下記のようなミドル
NVIDIA Jetson Nanoには、Raspberry Piなどとは異なり、Wi-Fiのモジュールがついていないため、OSをインストールして起動しただけではWi-Fiを使うことはできません。 少々面倒ですが、別途Wi-Fiのモジュールを購入してセットアップをする必要があるので、そのセットアップの仕方について解説をします。 OSインストールについては下記の記事を参考にしてください。 RoboStation https://rb-station.com/blogs/article/nvidia-jetson-nano-%e5%88%9d%e6%9c%9f%e8%a8%ad%e5%ae%9a-os%e3%82%a4%e3%83%b3